「人のためのものづくり」に挑戦―――FASTALERT・ NewsDigestの開発、運用をするJX通信社・渡邉さん

様々な情報提供により、報道機関に影響を与えているサービスFASTALERTや、ニュースアプリNewsDigestを開発、運用しているJX通信社。今回はそんなJX通信社でFASTALERTのエンジニアとして大活躍されている渡邉さんにお話しを伺いしました。


報道機関の助けになる報道機関


―――御社のミッションについておしえてください。

「今起きていることを明らかにする報道機関」というミッションを掲げています。

民放キー局、新聞社、一般企業などに主に使っていただいている企業向けサービスの「FASTALERT」と、一般消費者向けの無料のニュースアプリ、「News Digest 」の二つが弊社の事業内容の軸となっています。中でも、弊社のミッションとよりマッチしていると言えるのはFASTALERTでしょう。

FASTALERTはtwitterなどのSNSに投稿された、日本全国の事故や事件、災害関係の目撃情報、写真や動画などを、こちらで精査して場所と情報のカテゴリーを確認し、報道機関の方などに配信する月額制のサービスです。

FASTALERTが誕生するまで、報道記者の方などは、警察に一日に何十回も電話をして、なにか記事になることが起きていないか、聞いていたんです。しかし、FASTALERETのおかげで、今、日本全国でどんな事件や事故が起きているかが、一目でわかるようになりました。結果として、報道機関の方たちは、事件や事故の情報を探す時間を減らすことができ、高いクオリティの記事を作成することに、集中できるようになりました。

このように、報道機関、さらにはニュースを見ている皆さんへ多くの影響を与えているのが弊社の看板サービスのFASTALERTなんです。

―――私たちがいつも見ているニュースの裏側にはそのようなシステムがあったわけなんですね。


入社のきっかけ


―――渡邉さんがJX通信社に入社した理由を学生時代から遡ってお聞きしたいです。

以前から勉強しながらやっていくような仕事に就きたいと考えていました。そうなると、会計職がいいかもしれないと思い、勉強していてました。でも、就活が始まる時期に、「本当に自分がやりたいことって何だろう」と思ったんです。

じっくり自分を見つめなおし、色々リサーチして、「システムエンジニアではないか」という考えにたどり着いたんです。自分でなにかを作るという点、作ったものが人の役に立つという点、少人数でも大きなものを作ることができるという点がとても魅力的で面白そうに思えました。

私は文系だったんですが、そこから勉強を始めて、システム関係のバイトをしながら能力を高めていきました。

そのバイト先にそのまま就職しようと思っていたのですが、断念しまして。

―――そうなんですね。なぜ断念してしまったんですか?

モダンな技術、例えばAIとかですね。モダンな技術を使っていくというのはエンジニアのキャリアとしてとても大切なんですよ。もしも転職したときにとかに、今流行りの技術を使えるか使えないかでは、自分の市場価値が大きく変わってくるからです。その会社では、そういうモダンな技術をあまり使うことがなかったからです。

そこからエージェントの方にいくつかシステム系の会社を紹介されて、JXに決めました。

―――いくつか紹介してもらった中でなぜ御社が光って見えたんですか?

やりたいことと実際に作っている、作れるものが一致している会社というところが、とてもよく見えました。もっと世界をよくしたいと思っていても、やることはマーケティングというように、やりたいことと、実際にやっていることが違っているのが嫌だったのです。

仕事って、楽しい方がいいですよね。めんどうくさいことは嫌だし、そういう作業とかはなくなった方がいいと思っていました。記者さんなら、警察の方に電話しまくる作業をなくして、もっと価値のある情報を集めたり発信することに注力したりできた方がいいと思っていました。

そんな、人の役に立ちたいという思いと、実際に作っているFASTALERTというものが一致しているところがとても魅力的に思ってJX通信社への入社を決めました。


エンジニアとして働く上でのやりがい


―――実際に働かれてどんなところにやりがいを感じますか?

ものを作るのが単純に好きなので、それができるのがまずうれしいですね。あとはFASTALERTに新しい機能 を私が追加したりして、それがさらにFASTALERTを便利に使うことできるようなもので、ユーザーのためになっていると思うと、この仕事をしていてよかったと思います。

あとは、やりがいとは少しずれちゃうかもしれませんが、あまり人数が多い会社ではないので、他チームとの連携がとりやすく風通しが非常によい環境で働けるのもとてもうれしいですね。会社に一体感があります。

―――逆に大変だと感じることはありますか?

あまり大変だと感じることはないですね。強いて言うなら、人数が少ないので、リソースの問題で、追加したい機能を開発できないことがあるとかでしょうか。あとはプログラミングをしていて、壁にぶつかったりすることもあるのですが、先輩に聞いたり自分で調べたりしていくのは大変ですが、勉強は好きなので、そこも苦ではないですね。弊社のエンジニアにはそういう気質の人が多いです。


技術への関心と、ミッションへの共感が大事


―――どのような人に入社して欲しいですか?

エンジニアとして一緒に働きたい人と、会社として一緒に働きたい人とで分けてお答えさせてもらいますね。

エンジニアとしてでしたら、技術が好きな人です。技術そのものが好きな人なら、言われたことをやるだけじゃなくて、「このシステムは、この技術を使えばさらに良くなる」と自発的に考えて、それが我々のサービスのクオリティ向上につながると思うからです。

会社としてなら、弊社は社会的なミッションを持っている会社なので、それに共感してくれるマインド的な部分で一致する人です。なぜなら、こういう機能があるともっといいかもしれない、もっと使う人は楽できるかもしれないという思いがあれば、弊社はどんどんやっていいと指示を出す会社なので、さらにスキルも伸びるし、仕事も長続きすると思うからですね。


情報の収集が重要


―――最後に就活生に一言お願いします。

ネットの情報を鵜呑みにしないで、例えばエンジニアになりたいと思っているならエンジニアの人にお話しを聞きに伺うみたいに、いろいろな人に話を聞きに行って、どういう仕事なのか、どんなところが楽しいのかなどの生の情報をたくさん集めてみてください。その情報が皆さんの就活の助けになるはずです。

―――ありがとうございました。

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人の役に立ちたいという思いで、報道機関の助けになって、さらには私たちに届くニュースにも影響を与えているJX通信社さんのお仕事のスケールの大きさに、とても感銘を受けました。渡邉さん、改めてありがとうございました。

(取材・撮影・編集 新居恭介 中裕貴)

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