「地域の課題解決」に挑戦―――ふるさとチョイスを企画・運営する株式会社トラストバンク・和田さん

ふるさと納税に関する総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営する株式会社トラストバンク。今回はそんなトラストバンクで全国の自治体の方々と関わる、和田さんにお話を伺った。

地域とシニアを元気にする


―――御社のミッションについて教えてください。

「ICT(情報通信技術)を通じて地域とシニアを元気にする」というミッションを掲げています。

そのために、私たちはふるさと納税の総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営しています。ふるさとチョイスには、全国の自治体のふるさと納税のお礼の品や使い道などの情報が掲載されています。これまで、各自治体のHPに分散していた情報を集約することにより、たくさんの自治体の寄附の情報を皆さんに見ていただけるようになりました。

さらに、ふるさとチョイスではオンライン上でふるさと納税の手続きを完結することができます。ふるさとチョイスができるまでは、実際にその自治体に行って手続きを行うか、あるいは自治体のHPに行ってPDFで書類をダウンロードして記入の上、郵送するという作業が必要でした。ふるさとチョイスでは、その手間を省くことで、ふるさと納税を身近なものにすることができました。

このふるさとチョイスを通じて、地域と都会の間で「ヒト」「モノ」「おカネ」「情報」を循環させることで、地域に活力が生まれると私たちは信じています。


入社のきっかけ


―――和田さんがトラストバンクに入られた理由を聞かせていただきたいのですが、和田さんはどのような学生でしたか?

私は女子大の経営学部に通っており、ずっと女性が働くことについて考えていました。大学三年になったタイミングで、「女性が活躍している国ってどんな国家で、どんな企業があるんだろう?」と思い、デンマークへ半年間留学に行きました。デンマークでは、企業や、女性が働くのに不可欠な保育園でインターンシップをしていました。

留学中いろいろな事に気づきがありましたが、税金の担う役割については、特に深く考えるきっかけとなりました。例えば保育園が足りなければ、使われる税金の量で、保育園の数も変わってきますし、それが女性の働きやすさにも影響を与えます。

一方、市民が政治に意思を反映させる方法として選挙がありますが、選挙で投票した政治家が当選し、政策を実現するには時間がかかることもあります。また、当選した政治家が、政策を必ず実現できるとも限りません。そんな時、帰国して出会った会社がトラストバンクでした。トラストバンクではGCF(ガバメントクラウドファンディング)というサービスがあります。これは、自治体がふるさと納税を活用して、地域の課題解決のための資金をクラウドファンディング型で寄附を募る仕組みで、寄附者は共感した地域のプロジェクトを選択して寄附をすることができるので、地域の税金の使い道に自分の意思を反映することができます。

「このサービスは、とても直接的な課題解決の方法だ」と非常に共感し、トラストバンクのインターンシップを経て、入社しました。


課題解決の中にやりがい


―――実際に働かれて、どのようなことをやりがいに感じますか?

私はGCFの部署で働いるのですが、「自治体さんの課題を見つけて、そこに充てる資金が必要で、ならば寄附金を集めよう」というように、地域の課題解決に、資金調達という面で関われるのが、とてもうれしいです。

去年の西日本豪雨では、とても多くの自治体さんが復旧・復興のための寄附を求めていました。そこで助けが必要な自治体さんと、支援したいという寄附者さんとの懸け橋に私がなって、思いを届ける役割を担うことができました。

―――逆になにか大変に思うことはありますか?

まだまだ小さな会社ですので、自分で考えて、自分でやらなければならないことがあります。裁量があるといいますか、受け身では成り立たないのがすこし大変ですけれど、これもやはり、やりがいに思えますね。


地域への思いが大切


―――これからどのような人に入社してほしいですか?

地域への思いがある方と一緒に働きたいですね。例えば、地方で育って、東京にでてきて働いていると、結局納税するのは東京になりますよね。そんななか、地元に何か貢献したいなという気持ちがある方なら、このお仕事は、とても楽しいと思います。

さらに、何事にも自発的に挑戦する姿勢があると良いですね。自分から、「この地域の課題解決のために、どのようなことが必要なんだろう」と考えて実行する思いがある方は、割と自由にできるので、弊社では働きやすいと思います。

あと、弊社は社長が女性なので、その影響もあって、女性でも働きやすい職場になっています。男性で育休をとる社員もいますし、「子供が風邪をひいたから、今日早めに帰ります」など、お互いの仕事をサポートする文化があります。


たくさん動き回るべき


―――就活生に一言お願いします。

「いいな、やりたいな」と思ったことは何でも進んで全部やってみてください。例えば、気になった企業のセミナーや、インターンシップにたくさん行くとかですね。そうすることによって、自分が本当にやりたいことが見えてくると思いますし、就活も充実してくると思います。

―――本日はありがとうございました。

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私の家族もふるさと納税を利用しているのですが、そんなふるさと納税は、和田さんのような人の努力と思いによって、成り立っていることがわかりました。私も働き始めたらぜひ利用してみようかと思います。貴重なお話し、ありがとうございました。

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