「グローバルなマーケティング」に挑戦。―――「Lang-8」「HiNative」の運営、開発の株式会社Lang-8・間地さん


語学学習Webサービス Lang-8とHiNativeを手がける、株式会社Lang-8。

今回はHiNativeのマーケティングに携わる、間地さんにお話を伺った。


世界中のネイティブスピーカーの知と文化を共有する


―――Lang-8さんのビジョンを教えてください。

「世界中のネイティブスピーカーの知と文化を共有する」というものを掲げています。

これを達成するために、2007年から「Lang-8」というサービスを開始しました。

これは自分の書いた文章をネイティブスピーカーの方に添削してもらえるというサービスで、弊社の社長が海外留学の際に、ネイティブの方と交換日記を用いて実際に行っていた勉強法がもとになっています。

Lang-8から派生して、HiNativeというアプリができました。

「日本でタクシーってどうやって乗るの?」や、「日本人の彼女にこんな状況でこんなこと言われたんだけどこれ怒ってるの?」のような、日本に住んでいたら当たり前だけど、海外の人から見たら気になるところを、誰でも気軽に聞けるようにする。HiNativeはそんなQ &Aアプリです。

回答された質問も、Yahoo!知恵袋さんみたいに、webで検索すると出てくるのでweb上に辞書として残されていく点も売りの一つです。

Lang-8もHinativeもビジョンは同じで、みんなが当たり前のように持っている知識や文化を価値のあるものとして、共有し合っていこう!というもので、両サービスも全世界の人たちをターゲットとして展開しています。


(HiNativeは232ヵ国で450万人以上に利用されている)


ツイッターで運命の出会い


―――間地さんはどんな学生でしたか?

昔からゲームがすごく好きで、ゲームを作れるようになりたいと思い、東京のプログラミングの専攻がある大学に入学しました。大学では何か新しいことをやりたいと思い、動物愛護サークルを友達と一緒に立ち上げ、ボランティア活動などをしたりしていました。

あとは、ニューヨークに1年間留学しました。向こうでも結構日本人がいたんですけど、「せっかく留学するんだし本気でやりたい!」ということで、一言も日本語を話さないという挑戦をしたりして、英語力には相当な自身がつきました。

―――主体性や、チャレンジャー精神に溢れていた学生生活ですね。そこからどうLang-8へ入られたんですか?

留学から帰ってきたあとに、「プログラミング学科らしいこと何もやってないな」と思いました。そんな時に、ツイッターで教授が、Lang-8のバイトの求人をリツイートしているのを見かけたんです。Lang-8はアプリ開発をしているということで、応募をしました。

留学中にLang-8も使っていて親近感を感じていたので、先生のリツイートを見たときに、

完全に運命を感じました。

その時は面接させてもらったんですけど、落選してしまって。

しばらくたって、社長から連絡が来てバイトとして入ることができて、結局、大学四年の十月には、社員として入社しました。



マーケティングでアプリのグローバル展開を支える


―――どんなところにやりがいを感じますか?

アルバイトの頃から今でも、私はHiNativeのマーケティングを任されていています。

マーケティングはマーケティングでも、弊社では主にユーザーの獲得についてのマーケティングです。ユーザーが同時に接続してくれないと、成り立たないサービスですので。

例えば、YouTuberを起用したインフルエンサーマーケティングを任せてもらっています。

YouTuberは各国にたくさんいます。そこで、例えばHiNative のユーザーが少ない国があったら、その国のYouTuberさんに、HiNativeを紹介してもらう動画を出してもらうよう、お願いしたりしています。

そうやって自分たちで練ったマーケティングがヒットして、予定通り数字が伸びたりするのはとてもやりがいに感じますね。

あとは、日本で考えても、これだけ全世界にユーザーがいるサービスって稀じゃないですか。そのユーザ獲得、つまり「海外にユーザーがいます」と言える根幹をつくっていることに、とても誇りを感じています。

―――逆に大変だと思うところは?

色々な国のユーザーがいますので、ちょっとしたトラブルが多いですね。「この人たちが喧嘩しています!」みたいなのがロシア語で飛んできたり笑

ユーザーとの関わり方が少しだけ難しいというのは、弊社のサービスのグローバルさ故ですね。

あとはマーケティングの手法も、インフルエンサー、つまりそのひととのトラブルもちょこちょこありますね

ただその分社内で大変なところはとくになく、とてもあたたかい職場だと思います。

(お仕事中でも目線をくれる間地さん)


同じ志を持つ人と一緒に働きたい


―――どんな人と一緒に働きたいですか?

基本的にはマインドや、姿勢の部分が似ている方と一緒に働きたいですね。

例えば、弊社はグローバルに展開しているので、海外で使われているサービスやコミュニティに興味があると良いです。

他には、謙虚さや丁寧さがあると良いと思います。丁寧な仕事や人間関係を意識することで、自分の仕事も通りやすくなります。こちらは必須ですね。

最後は、ビジョンに共感してもらえる人ですね。ユーザーさんに喜んでもらいたいって方がこういうtoCサービスにおいてはいいと思います。


長期インターンがオススメ


―――最後に就活生に一言お願いします。

ITスタートアップの界隈には、学生のアルバイトやインターンの募集がたくさんあるので、是非参加してみてください。できれば、長期のものが望ましいですね。その方が会社の雰囲気とか、仕事の内容とかいろんなことを知れますからね。

就活が心配な学生さんほど3ヶ月以上の長期インターンやアルバイトにいってみて欲しいです。

―――ありがとうございました。

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日本発のグローバルなアプリ、HiNativeは私も使ってみましたが、とても素晴らしいサービスだと感じました。こういう優れたアプリの裏側では、運営されている方の多くの努力があることも知れてとても勉強になりました。

間地さん、ありがとうございました。

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(取材・編集・撮影 新居恭介)