「人を育てる仕事」に挑戦——「労働力の総合商社」を目指すディップのMさん(仮名)


「バイトル」など求人メディア事業を手掛け、「労働力の総合商社」を目指すディップ株式会社。

今回は、人事本部で「人を育てる仕事」に挑戦している、Mさんにお話を伺った。



ディップが「労働力の総合商社」を目指す理由


--御社のビジョンについて、教えてください

「Labor force solution company」というビジョンを掲げています。

弊社は、「バイトル」や「はたらこねっと」などの求人メディアで、働きたい人と求人企業様を繋げて雇用を創出する事業を中心に展開しています。

でも、日本は少子高齢化で、労働力はこれからどんどん不足していきます。そうなると、求人広告だけでは、日本経済を支えていくのは難しくなります。

なので、これからは人だけではなく、AIなどデジタル労働力も活用して、構造的な労働力に係る諸問題を解決する「労働力の総合商社」を目指しています。




人材業界を志望した理由


--Mさんがディップに入社した経緯を教えて頂きたいのですが、Mさんはどんな学生だったんですか?

大学一年生の頃は、スキー部の部活動に熱中していました。冬になったら山ごもりして、ゲレンデで働きながら、スキー漬けの日々でした。でも、怪我が原因で、スキーができなくなってしまって。

それからは、音楽業界でインターンをして、アーティストマネジメントをしていました。まだ無名のアーティストをサポートして、売り出していくのが凄く楽しくて。 それで、そのまま音楽業界に就職しようと思っていました。

しかし、音楽業界の選考を進めていく中で、次第に「ファーストキャリアで、音楽業界に就職するのが正しいのだろうか?」と思ったんです。

--そこが、Mさんの就活の出発点だったんですね。

そもそも、なぜ自分が音楽を好きなのかを、改めて考えました。私はもともと、ヒップホップが好きで、音楽業界でインターンをしていました。

それは、ヒップホップの「様々なカルチャーを許容して、思い思いに発信することで、ひとりひとりが自分らしく生きる」という価値観に、救われた経験があったからです。

私も、人々に活力を与えられるような仕事がしたいのだと思いました。

「でもそれって、音楽じゃなくてもできるよね」と思ったのが、人材業界との出会いです。働くという大事な選択に関わるという点では、音楽よりも、与える影響は大きいかもしれません。

それで、人材業界で就活をはじめました。




自分の力が試されるディップという会社


--その中でも、なぜディップだったのでしょうか?


当時考えたのは、「社会人として普遍的なスキルを、圧倒的に伸ばしたい」ということです。

そうなると、大企業の看板で仕事をするのは、私には合わないと思いました。若手から責任のある仕事を任せてもらえて、自分の力を伸ばせるベンチャー企業がいいと思ったんです。

ディップで行う採用コンサルタントという仕事は、テレアポから商談、求人広告掲載や顧客フォローまで、全部ひとりの採用コンサルタントが周りを巻き込みながら、責任をもって担っていくんです。新卒のころから、店長や人事責任者と対峙して、仕事をすることもあります。

このように、自分の力が1年目から試せる会社はあまりないな、と思いました。


また、ディップにはそれぞれの人生の目標に向かって頑張っている人が多く、自分にあっていると思ったことも決め手の一つです。

私自身、いまだにアーティストマネジメントをやりたいという思いはあるんですよね。でも、ディップには、将来は自分の夢を実現したいと思っている人もいて、そういう考え方も許容する会社なんです。

それでいて、「夢とアイデアと情熱で社会を改善する存在になる」という企業理念の実現に向かって、みんなが一つになって頑張っているところがいいと思いました。




一年目から人事部に。やりがいと責任の重さ


--どんなところにやりがいを感じますか?

私は今、新卒採用を担当しているのですが、つくづく思うのは 人事の仕事というのは、「人を採用する仕事」というより、「人を育てる仕事」なんだということです。

「Mさんと会えたおかげで、しっかりと考えを深めながら就活できました」と言ってもらうと、「自分が学生に影響を与えて、育てることができたんだ」というやりがいを感じます。

一方で、やりがいが大きい分、私の仕事は、一人の学生の人生を背負った、ものすごく責任の重い仕事なのだということを日々感じながら、働いています。

自分との関わりを持ってくれたからには、責任を持って目の前の学生にプラスの価値を提供していく。ここはこの先もこだわっていきたいと思っています。



困難に立ち向かえる、主体性を持った人と働きたい


--どのような人と一緒に働きたいですか?

挫折をしたとしてもそれを自分の糧にして、乗り越えていける人たちと働きたいですね。論理的思考力は、後から鍛えようと思えば、いくらでも鍛えられる。

でも、「目の前にある辛いことから逃げない」とか、そういうのって、なかなか変えられないと思います。例えば、求人広告の営業って、「これをやったら上手く行く」などの正解がない仕事なので、辛いこともたくさんあるんです。

そういうときに、これまで辛いこととしっかり向き合って、乗り越えられるよう努力してきたのかが、試されると思います。


--精神的なタフさが必要、ということでしょうか?

あとは、主体性ですね。

ディップは東証一部上場企業ですが、まだまだベンチャー企業だと思っています。

「決められた仕事をただやる」のではなく、「もっとこうすればよくなる」と自分で考えて行動する人たちが、ディップをつくってきました。

だから、「自らがディップを創る」という思いを持った人と、働きたいですね。





自分自身が納得できる企業を


--最後に就活生に一言お願いします

「とりあえずここでいいや」だとか、「周りが終わらせてるから終わりでいいや」という就活だと、きっとどこかで後悔すると思います。

「この企業だったら自分が成長できる」という企業を選ぶのが大事だと思います。世間がいう「いい会社」じゃなくて、自分自身が納得できる、そんな企業を見つけてください。

--本日はありがとうございました



>ディップ株式会社のHPはこちら



(取材・編集・撮影 新居恭介)